この記事はこんな人におすすめ
– 換気扇のないボロ戸建てのお風呂をなんとかしたい人
– 浴室の換気を窓換気からDIYで電気換気扇に変える手順を知りたい人
– DIYと業者外注の使い分けが知りたい人
– 失敗してもなんとかリカバリーする等身大のDIYerの話が読みたい人
3棟目のお風呂DIY、いよいよ取り掛かりました。
物件購入編はこちらでも書きましたが、内見時から「ここはやり甲斐ありそう」と思っていた最大の山場がこのお風呂。昭和を通り越したタイル風呂です。
結論からいうと、3棟目お風呂DIY全工程で総額71,980円(換気扇用電源の外注費込み)で生まれ変わらせました。
ただ前編で取り組んだ換気扇DIY、これが一番の難所でして…途中で窓ガラスを割ってしまう事件もありつつ、業者さんとの連携で乗り切った話を書きます。
① Before:昭和を通り越したタイル風呂

これがリフォーム前のお風呂。古い家によくあるタイル風呂を超えて、「こりゃ〜困ったいる風呂」(`・ω・´)キリッ でした。(言いたかっただけ)
問題点を整理するとこんな感じ。
- 昭和感MAXのタイル:壁も床も浴槽内もタイルだらけ
- 換気扇なし:大きな窓ガラスからの自然換気のみ
- 窓の立て付けが悪い:重くて開けづらく、結局換気できない
- 天井が木材丸出し:湿気でジワジワ劣化中

特に天井の木材剥き出し問題が深刻。このまま放置すると湿気でカビ&劣化が止まりません。換気をなんとかしないと、内装をどれだけ綺麗にしても意味がない。
② 最初にやった:露出木部に防腐剤を塗る
換気の話に入る前に、まず最初に手を付けたのが露出した木部の防腐剤塗布です。
この防腐剤、築古戸建にベストマッチでただ古いからいい感じの古さに塗るだけで生まれ変わりますおまけに防腐処理もできる(おまけじゃない)。見た目もぐっと締まるし、何より安い。一石三鳥。
使った材料
- 吉田製油所 クレオトップ(油性木材防腐剤):1,798円

色付きタイプを選んで、塗るだけで木部が一気に深い茶色に変わります。古いボロ家の雰囲気にもよく馴染む色味でおすすめ。先輩大家さんに教えていただきました。
1,798円で見た目改善+防腐対策ができるならコスパ最強です。
③ 換気の課題:窓換気→換気扇に作り変える
ここから本題の換気扇DIY。
当初構想と現実
「換気扇つければいいでしょ」と思ってたんですが、お風呂の場所に既存の電源コンセントがない問題が発覚。
しかも窓ガラスが立て付け悪くて開かない=いまの換気状態は実質ゼロ。
このままだと素人判断で進めるのは危険なので、1、2棟目でもお世話になった、専門分野以外にも詳しい水道業者さんに現地に来てもらって相談しました。
水道業者さんと決めた方針
1. 立て付け悪い窓は塞ぐ(どうせ機能してない)
2. 窓があった壁に換気扇用の枠を作って取り付ける
3. 換気扇用の電源は屋外コンセントを別途設置
業者さんに無料で現地確認してもらえるのは、複数棟運営してきた繋がりが効いてくるところ。こうしたお付き合いでスムーズに相談できるのはありがたいです。
屋外コンセントは電気業者に外注
換気扇の電源コードを差すコンセントがないので、いつも電気関係でお世話になっている電気業者さんに屋外コンセントを設置依頼。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 屋外コンセント設置(電気業者外注) | 9,900円 |

電気工事は資格が必要な領域なので、ここは素人判断せず外注一択。9,900円なら全然安いです。
⚠️ 失敗談:窓ガラスを割ってしまう
「窓を塞ぐ」方針が決まったところで、木枠をつける分だけ窓を開けようとしたら…
ガッシャーン
窓ガラスが外れて、見事に粉々に割れました。
立て付けが悪いとは思ってましたが、まさか触っただけで外れるとは…。
応急処置:アルミ複合板を窓枠にはめる
割ったガラス片をきれいに片付けて、家の在庫にあった余りのアルミ複合板を窓枠にカットしてはめ込み。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| アルミ複合板 | 0円(在庫使い切り、新品なら3,280円) |
⚠️ アルミ複合板は2棟目お風呂DIYで使った素材の余りを在庫してました。ボロ戸建てDIYは余り材を在庫しておくと、こういうイレギュラー時に救われる。
怪我の功名:アルミ複合板が結果オーライに
ガラスを割って凹んだんですが、結果的にこれが大正解でした。
想定していた工程
換気扇を取り付けるには、窓がある位置に換気扇用の枠を作る必要があります。
- 元のガラスのままだったら:ガラスをカットするか窓をどけて壁を作ってから枠を作る必要があった
- アルミ複合板に置き換わってる現状:加工しやすいアルミ複合板に換気扇用の枠をカットして作るだけで済む
「ガラスを割ってしまった→アルミ複合板で塞ぐ」というイレギュラー対応が、結果的に次工程の難易度を大幅に下げてくれたわけです。

④ 換気扇本体の取付・コンセント組立
ここから自分の手でやる作業です。
購入した部材
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 換気扇本体 | 5,914円 |
| ウェザーカバー(屋外換気出口用) | 2,834円 |
換気扇本体は浴室用のシンプルなものを購入。屋外側に換気の出口が来るのでウェザーカバー必須です。雨水侵入防止+虫の侵入防止のため、ここはケチらず購入。
組立は自分でやった
- 換気扇を固定する木枠作成
- 換気扇をはめ込んで固定
- 電源プラグの組み立て
- 電源コードを電気業者さんが引いた屋外コンセントに接続

電気業者さんが屋外コンセント設置までやってくれてるので、換気扇本体の取付は自分でできる範囲でした。素人でも丁寧にやれば組み立てられます。
⑤ 内側壁:ケイカル板で下地を作る
換気扇の枠を作った周辺の壁を、ケイカル板で下地補強しました。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| ケイカル板 | 1,580円 |
ケイカル板は水や湿気に強い不燃・耐水ボード。水まわりの壁を作るのに最適です。

この上から漆喰を塗って白く仕上げます。
⑥ 壁仕上げ:やまと漆喰で白く塗る
ケイカル板の下地ができたところで、壁の上半分はやまと漆喰で仕上げました。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| やまと漆喰 1袋 | 4,080円 |
| コテ等の道具 | 0円(1棟目の漆喰道具を流用) |
漆喰の道具は1棟目のお風呂DIYで揃えたものをそのまま流用。最初の物件で揃えた道具が次の物件でも使い回せるのが、複数棟運営の地味なメリットです。
物件の仲介さんが半日手伝ってくれた
この漆喰塗り、なんと物件の仲介さんが半日手伝ってくれて一気に終わらせました。
リフォームを手伝ってくれる仲介さんなんてなかなかいません。本当にありがたいです。
お風呂みたいな水回りの作業は1人だと結構大変なので、こうやって手伝ってもらえると体力的にも精神的にも楽。人付き合いを大事にしてると、こういう局面で支えられるんだなと改めて感じました。

ちなみに写真の天井に貼ってあるアルミ複合板、これは漆喰塗りと並行して木部の湿気対策のために貼った最終仕上げです。詳細は後編で書きますが、見えてしまったので一言だけ予告しておきます。
これで換気扇+壁上半分+天井の仕上げ まで完成。前編はここまで。
📝 前編まとめ
前編で発生した費用
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 換気扇本体 | 5,914円 | 自分で購入・組立 |
| ウェザーカバー | 2,834円 | 屋外換気出口用 |
| 屋外コンセント設置 | 9,900円 | 電気業者外注 |
| ケイカル板 | 1,580円 | 内側壁下地 |
| クレオトップ(油性木材防腐剤) | 1,798円 | 吉田製油所 |
| やまと漆喰 1袋 | 4,080円 | 壁上半分の仕上げ |
| アルミ複合板 | 0円 | 在庫余り材使用(新品なら3,280円) |
| 換気扇枠木材 | 0円 | 在庫余り材使用 |
| 漆喰道具(コテ等) | 0円 | 1棟目で購入したものを流用 |
| 前編合計(実費) | 26,106円 |
→ 在庫の余り材+1棟目の道具流用で実質26,106円。買い直してたら29,386円ですが、ボロ戸建てDIYは余り材と道具が次の物件で活きるのが複数棟運営の強み。
学んだこと
- 業者外注と自分施工の使い分け大事(電気工事は資格が必要な領域だから外注一択)
- 窓を割っても、慌てずに余り材で応急処置できればなんとかなる
- 失敗が次工程の伏線回収になることがある(諦めるな!)
- ボロ戸建てDIYは余り材在庫と道具が命(2棟目のアルミ複合板も1棟目の漆喰道具も再利用できた)
- 防腐剤は安価で見た目改善+防腐対策の即効薬
- 人付き合いを大事にしてると、現場で支えられる(仲介さん手伝いに感謝)
次回予告:後編は見栄え系で魅せる
後編では残りの作業を一気に進めます。
- 浴槽内のタイルonタイル施工(ポレポレDIYチャンネルさん参考・3日間の格闘・失敗談多数)
- 床のバスナフローレ施工(2棟目はNSシートだったけど、今回はバスナフローレを選んだ理由)
- 天井のアルミ複合板施工(防腐剤の上から、木部の湿気対策の最終仕上げ)
換気扇DIYで構造が整ったお風呂、見栄え系の仕上げで果たしてどう生まれ変わるのか…。
後編では3棟目お風呂DIYの総費用71,980円の全内訳も公開予定なので、気になる方はブックマーク推奨です。
後編へ続く!
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