2棟目のボロ戸建てはかなり状態が良かったんですが、キッチン設備だけは昭和の匂いが濃厚でした。
- 壁は油まみれのタイル
- レンジフードは油ギトギトで解体したら戻せないレベル
- シンクは曇りと傷でくすんでいる
- キッチン扉は黄ばんで古い
ここを1週間かけて、DIYで生まれ変わらせました。
しかも、新しい失敗もたくさんしました。
キッチン設備は新品にしなくていい。解体・磨き・上貼りで生まれ変わる!
この記事では、2棟目キッチンDIYの全工程と失敗談、使った道具・費用をすべて公開します。
ビフォー:昭和感たっぷりのキッチン
まずは作業前のキッチンの状態を見てください。
- タイル壁は油汚れ
- レンジフードはベタベタ
- シンクは曇りと傷だらけ
- キッチン扉は古びた印象
一言で「築44年の昭和キッチン」。そのままじゃ入居者はつきません。
① レンジフード→紐式換気扇:気合いで解体して取り付け直し
キッチンの一番の難所がレンジフード。
中の油汚れが酷すぎて、掃除して復活させるより新品に交換した方が早いと判断しました。
ただし、普通のレンジフードは高い。そこで別の作戦に切り替え。
作戦:レンジフードを撤去して、紐式の換気扇に置き換える
これなら換気扇本体が5,000円ほどで済みます。
まず電源……あれ?反応なし
とりあえずレンジフードのコンセントを繋いで、動作確認。
どのボタンを押しても無反応。
完全に死んでます。これはもう交換一択。
電動ドライバーで解体しようとして……ネジ、どこ?
最初は電動ドライバーで地道に解体しようとしました。
ところがレンジフード、油汚れがこびりつきすぎてどこにネジがあるのか全く見えない。
「ネジどこにあんねん!!!」(エセ関西弁)
30分格闘して心が折れました。もう壊すしかない。
最後は力で解決
「やつをくだくのは、技を超える限りないパワー」
(出典:『幽☆遊☆白書』第10巻)
バールを握って気合いで解体。怖さを捨てれば意外といけるもんです。
レンジフードをどかさないとアルミ複合板も貼りづらいし、キッチンに換気扇は必須。やるしかない、ということでパワーで突破しました。
換気扇の取り付け
- 古いレンジフードを気合いで解体(電動より腕力)
- 換気口だけが壁に残るので、換気扇を固定するための木枠を自作
- 木枠は家にあった残地物の木材で作成(費用ゼロ)
- 木枠にヒモ式のファン換気扇を取り付けて完成
ポイント
- レンジフードは大きくて重い。解体は気合いと工夫が必要
- 換気扇の固定には安定した木枠が必須
- 残地物を活用すれば材料費がかからない
レンジフードがダメなら、換気扇でいいじゃない。
② シンクの鏡面磨き:最大の失敗と先輩大家の助言
ここからが今回一番の失敗談です。
シンクに曇りや傷が目立っていたので、鏡面のように磨き直したいと思いました。
失敗:電動サンダーで余計に汚くなった
自宅の倉庫に古い電動サンダーがあったので、それに研磨用の替え刃をつけて使いました。
ところがこの電動サンダー、速度変化機能がついていない高速回転タイプ。
ゴリゴリと削ったら、予想外の結果に。
- ムラができまくる
- 磨くどころか余計に傷だらけ
- シンクがどんどん汚く見える
完全な裏目に出ました。
解決:先輩大家さんに相談して手作業に切り替え
困り果てて、先輩大家さんに相談しました。
すると「手作業が一番確実」とのアドバイス。
教えてもらった通り、道具を揃えて手作業で研磨を始めました。
手作業研磨で使った道具
| 道具 | 用途 |
|---|---|
| ダイソー コゲとりスポンジ | 荒削り(ステンレス繊維入り) |
| ダイソー クレンザー | 汚れ落とし |
| ダイソー 耐水ペーパー | 細かい傷の除去 |
| ピカール | 最終仕上げの鏡面磨き |
コゲとりスポンジとクレンザーで汚れを落とし、耐水ペーパーで傷を馴らし、最後にピカールで磨き上げる。
結果、鏡のようにピカピカのシンクに蘇りました。
耐水ペーパーの番手を変えながら地道に磨いて仕上げにピカールで鏡面仕上げ!
③ タイル壁:アルミ複合板で一気に隠す(※注意あり)
キッチンのタイル壁は油汚れが酷く、掃除だけでは限界でした。
1棟目のお風呂でも使ったアルミ複合板を、タイルの上から直接貼ることにしました。
購入先: コメリ(1枚3,280円)
枚数: 4〜5枚
合計: 13,120〜16,400円
アルミ複合板は軽くて丈夫、カッターで簡単に切れる優れもの。
タイルの上から両面テープや接着剤で貼るだけで、古いタイル壁が一気に清潔感のある白い壁に変身します。
⚠️ 重要な注意:本当はキッチンに使ってはいけません
ここで正直に書いておきます。
アルミ複合板はキッチンには本来NGです。
- 名前に「アルミ」とついていますが、芯材は樹脂(ポリエチレン)
- 表面のアルミ板は薄く、火気で普通に燃えます
- 耐火性が必要なキッチンの壁にはふさわしくない素材
火気を扱うキッチン周りには、専用の「キッチンパネル」を使うのが正解です。キッチンパネルは耐火・耐熱・耐油性能があり、コンロ周りでも安心して使えます。
僕の今回の施工はコンロから離れた壁面に限定していますが、真似する場合はキッチンパネルを選んでください。
④ キッチン扉:リメイクシートで新品風に
最後の仕上げはキッチンの扉。
シートを貼るだけで見違えるリメイクシート(Amazon、2,533円、60cm×10m)を使いました。
- 色:ツルツル・ホワイト
- 厚手で透けない
- 耐熱・防水・防汚・防カビ
キッチン扉のサイズに合わせてカッターで切って、シートの剥離紙を少しずつ剥がしながら空気を抜きつつ貼っていきます。
コツさえつかめば、新品の扉にしか見えない仕上がりに。
アフター:清潔感のあるキッチン

キッチン設備のすべての作業が終わったあと、こうなりました。
- 紐式換気扇でシンプルに
- ピカピカのシンク
- 白く清潔なタイル壁(アルミ複合板)
- 新品風のキッチン扉
築44年とは思えない清潔感のあるキッチンに生まれ変わりました。
かかった費用のまとめ
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 紐式換気扇 | 約5,000円 |
| 換気扇の木枠(残地物利用) | 0円 |
| アルミ複合板 4〜5枚 | 約13,000〜16,400円 |
| リメイクシート(キッチン扉) | 2,533円 |
| シンク研磨用品(ダイソー+ピカール) | 約1,000円 |
| 合計 | 約21,500〜24,900円 |
業者に頼んだら10万円以上は軽く超える内容が、DIYなら2.5万円以内で完成しました。
2棟目キッチンDIYで学んだこと
古いレンジフードは無理に直すな
レンジフードは油汚れとの戦いが終わりません。撤去して紐式換気扇に置き換える方が早くて安上がり。
電動工具は道具選びが命
速度調節ができない電動サンダーは絶対に使わない。失敗すると手作業より何倍も時間がかかります。
先輩大家さんの一言は千金の価値
今回もまた、先輩大家さんのアドバイスで救われました。
DIY投資は「1人で頑張る」より「仲間に頼る」のが早道です。
残地物は「材料のストック」
換気扇の木枠は残地物で作りました。残地物処分の記事でも書きましたが、「捨てる前に使える物はないか?」と考えるクセをつけると、DIYの費用がぐっと下がります。
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次回予告
次回は2棟目のリビング床・壁紙・照明DIY編を書きます。
LDKの広々空間を作るために、床張り・壁紙貼り・照明交換をどうやったのか。
お楽しみに。


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