1棟目のボロ戸建てを買ったとき、家の中には前の住人の荷物がそのまま残っていました。
ストーブ、コンロ、食器、家具、本……。
普通なら「処分費用がかかる」と思うところですが、僕はせどりの経験があったので、こう考えました。
「これ、売れるんじゃないか?」
結果的に、メルカリとジモティで約1万5千円、エアコン・室外機の買取で約2万円。
合計約3万5千円を回収しました。
しかもそれだけじゃなく、ジモティがきっかけで先輩大家さんとの出会いまであった。
この記事では、残地物の処分方法と、そこから生まれた人脈の話をすべて書きます。
前の住人は多趣味な人だった
家の中に残っていたものを整理すると、こんな感じでした。
- ストーブ、石油ファンヒーター
- ガスコンロ
- コンパクト冷蔵庫
- 食器・ガラス類
- 家具
- 釣り具一式
- 油絵(前の住人の趣味)
- 版画道具一式(これも趣味)
- マキタの芝生バリカン(倉庫から発掘)
- 花器
- 本(図説シリーズ全12巻など)
- アンティークの上皿天秤
- エアコン・室外機 2台ずつ
油絵に版画に釣り……前の住人はかなり多趣味な方だったようです。
正直、最初に見たときは「これ全部片づけるのか……」とため息が出ました。
でも、よく見ると状態の良いものがけっこうある。
ここからが、せどり経験の出番です。

せどり経験+ChatGPTで仕分けた
僕は以前、せどり(転売)をやっていた時期があります。
そのときの目利きが、まさかボロ戸建て投資で役に立つとは思いませんでした。
仕分けの基準
ざっくりこう分けました。
- メルカリ行き → 見た目がきれいで、需要がありそうなもの
- ジモティ行き → 大きくて送れないもの、無料で引き取ってほしいもの
- 処分 → 売れそうにないもの
迷ったものはChatGPTにも相談しました。
「この商品はメルカリとジモティ、どっちで出品すべき?」
物の特徴を伝えると、相場感や需要の有無を教えてくれるので、判断がラクになります。

一番高く売れたのは「日本の町並み」全12巻
メルカリでの最高額は、前の住人が持っていた「図説 日本の町並み」全12巻セット。
7,980円で売れました。

売上全体の約3割がこの1点です。
せどり経験がなかったら、「古い本だし捨てるか」で終わっていたかもしれません。
残地物は「ゴミ」ではなく「在庫」。 この視点があるかどうかで、数千円〜数万円の差が出ます。
売上の内訳
メルカリとジモティの売上をまとめるとこうなりました。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| メルカリ・ジモティ売上 | 26,070円 |
| 販売手数料・送料 | -10,657円 |
| 手取り | 15,413円 |
さらに、エアコンと室外機(2台ずつ)を自分で取り外して買取業者に持ち込みました。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| エアコン・室外機買取 | 約20,000円 |
合計の回収額は約35,000円。
残地物の処分で3万5千円のプラス。普通は処分費用がかかるところを、逆にお金が入ってきました。
ジモティで先輩大家さんに出会った
この残地物処分には、お金以上の収穫がありました。
ジモティでストーブや石油ファンヒーター、アンティークの上皿天秤などの金属類を出品したところ、引き取りに来てくれた方がいました。
話してみると、その方も不動産賃貸業をやっている先輩大家さん。しかもエアコンの取り付け・取り外しの業者もやっているとのこと。
話が盛り上がって、僕がこう相談しました。
「エアコンを自分で外したいんですけど、ポンプダウンが初めてで怖くて……」
するとその方、「じゃあ後日やってあげるよ」と。
実際に後日来てくれて、エアコンの取り外しを手伝ってもらえました。
さらにLINEを交換して、それ以降不動産のことを相談できる先輩大家さんになってくれたんです。
不用品を処分しただけなのに、お金も回収できて、人脈まで広がった。
ジモティ、あなどれません。
売れ残りの処分方法
全部が売れるわけではありません。売れ残ったものはこう処分しました。
| 種類 | 処分方法 |
|---|---|
| 食器・ガラス類 | 市の無料回収BOXに持ち込み |
| 金属類 | 買取業者に持ち込み |
| 可燃物 | 清掃工場に直接持ち込み |
| 不燃物 | 清掃工場に直接持ち込み |
清掃工場への直接持ち込みは、費用はそんなにかかりません。
ポイントは分別して持ち込むこと。可燃物と不燃物で持ち込み先が違うので、事前に自治体のルールを確認しておくとスムーズです。
DIYしながらコツコツ片づけた
残地物の処分にかかった期間は約1ヶ月半です。
DIYリノベと並行して、空き時間にメルカリやジモティに出品し、引き取りや発送をこなしていました。
まとめて一気に片づけようとすると大変ですが、DIYの合間にコツコツやれば無理なく終わります。
残地物処分で学んだこと
残地物は「ゴミ」ではなく「在庫」
せどり経験がある人なら、残地物を見る目が変わるはずです。
状態が良いものは売れる。売れないものも、分別して正しく処分すれば費用は最小限で済みます。
ChatGPTは仕分けにも使える
「これはメルカリとジモティどっちで出すべき?」と聞くだけで、判断の助けになります。
2棟目の指値交渉でもChatGPTを使いましたが、残地物の仕分けでも活躍しました。
不用品処分から人脈が生まれることもある
ジモティで出会った先輩大家さんとは、今でもLINEで相談に乗ってもらっています。
ボロ戸建て投資は、思わぬところで人との繋がりが生まれる。
物件を買うだけじゃなく、人と出会うことで投資の幅が広がっていくんだと実感しました。
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次回予告
次回は2棟目のDIYリノベ編に戻ります。
キッチン、トイレ、お風呂……築44年の4DKをどう生まれ変わらせたか。
1棟目の経験を活かしつつ、新しい失敗もたくさんしました。
お楽しみに。


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